訪日外国人客の受診や医療費の未払いなど、全国の病院に実態調査へ

2018年8月30日 tomiuri ONLINE

訪日外国人客が急増する中、厚生労働省は9月にも、滞在中にけがや病気で医療機関にかかった人数や医療費の未払いなど、訪日客の医療に関する実態調査を実施することを決めた。

 調査は、約1か月間に受診した訪日客の患者数と、未払いになった医療費のほか、医療通訳の配置状況などを全国約8400の病院に尋ねる。結果は今年度中にまとめ、東京五輪パラリンピックの開催地などで、自治体が対策をとるうえでの参考にしてもらう考えだ。