湘南鎌倉総合病院 外国人受入機関に認証 専門窓口設置などが評価

タウンニュース鎌倉版 2013年4月26日

湘南鎌倉総合病院(市内岡本)が3月21日、一般財団法人日本医療教育財団が実施する「外国人患者受入れ医療機関認証制度」(JMIP)に認証された。

 この制度は、外国人が医療サービスを安心・安全に受けられるように、厚生労働省が国の事業の一環として策定、同財団が認証するもの。2012年7月の制度開始以来、今回が初めての認証となる。

 昨年10月に国際的な医療施設評価機構であるJCIから認証を受けた同院では、外国人患者が増加することを見込み、今回の制度の審査を受けたという。

 同院は「国際医療支援室」を院内に設置。国内外から治療や健診に訪れる外国人患者に対してのコーディネートや、医療ビザ・滞在ビザの獲得支援といったサポートなどを行っている点が評価された。

 今後の課題として同院では「より多くの言語、様々な宗教への対応ができる体制づくり」を挙げ、誰にでも平等な医療・環境が提供できるような病院を目指していく、とした。