アジア8言語の音声翻訳システム=世界初開発-情報通信研究機構

音声翻訳システム。どんどん進歩してます。

2009/07/29-21:13 時事通信

独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は29日、日本語とアジアで使われている8言語との音声翻訳を可能にするネットワーク型音声翻訳システムの開発に、世界で初めて成功したと発表した。
 中村哲プロジェクトリーダーによると、日本語を中国語に音声翻訳する場合、まず日本語の音声をもとに文章をかな漢字列に変換。単語ごとに中国語に変換され、文法に合わせて語順が変更された上、中国語で発音される仕組みという。
 韓国語、タイ語インドネシア語、マレーシア語、ベトナム語ヒンディー語、英語との間でも同様の音声翻訳が可能としている。
 ユーザーが利用するアプリケーションは携帯型モバイル端末にインストールされ、誰でも簡単に利用できるという。