県内医療観光の中国人:コールセンターで支援 直通携帯貸し出しへ /徳島

毎日新聞 2010年9月29日 地方版

県庁コールセンター「すだちくんコール」を運営するテレコメディア(本社・東京)は28日、中国・上海から来月、県内を訪れる医療観光ツアーの中国人観光客向けに、コールセンターを設けて滞在支援する実証実験を行うと発表した。ボタン一つでコールセンターにつながる携帯電話を貸し出し、中国語に堪能なオペレーターが旅行中のトラブルに対応する。全国的にも珍しい取り組みという。
 県は中国との友好交流を推進しており、10月9~11日に上海からチャーター便で約150人が徳島阿波おどり空港に到着する予定。このうち、医療観光ツアー客約20人を対象に携帯電話を貸し出す。

 同社は中国人オペレーターや留学生ら計6人を市内のコールセンターに配置し、滞在期間中の午前9時~午後9時の間、対応する。同社によると、通話料など料金については調整中だが、公的機関からの補助は受けない。

 同社は「中国人の個人観光ビザ発給要件が大幅に緩和されており、市場の拡大も見込まれる。ツアー客の需要を把握したい」としている。

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電話通訳。色々と動きがありますね。