外国語で診察、来月から西梅田に医療モール

2015年9月17日 読売新聞

 阪神電気鉄道などは10月1日、大阪・西梅田の複合ビル「ハービスPLAZA(プラザ)」内に、英語や中国語で診察を受けられる医療モールを開業する。海外から関西を訪れる観光客やビジネスマンが急増する一方、外国語で対応できる医療施設は限られており、旅先で体調を崩した外国人の受け皿として期待される。
 医療モールの名称は「インターナショナル・メディカルスクエア」。シンガポールの医療グループの支援を受け、英語と中国語に堪能な医師が駐在する「ラッフルズメディカル大阪クリニック」を中心に7施設が入居する。内科や皮膚科、眼科など幅広い治療を受けることができる。
 内装は、照明や調度品に高級ブランド「ローラ アシュレイ」を採用して上質な雰囲気を演出した。女性をターゲットにした美容サービスも充実させ、周辺の高級ホテルの外国人宿泊客に加え、日本人の富裕層の来客も狙う。