医療機関における言葉の壁をなくす、コニカミノルタ
日経デジタルヘルス 2016/11/08
コニカミノルタは医療機関向け多言語コミュニケーション支援サービス「MIMI(Multi-language information service for medical institutions)」を2016年11月に提供開始した。今回のサービスはコニカミノルタが設立したオープンイノベーション拠点「Business Innovation Center(BIC) Japan」が開発したもの。
今回のサービスは日本語が分からない外国人患者が来院した際に、受付や問診から会計に至るまでの病院内でのコミュニケーションをタブレット端末1つで支援するもの。言語の違いによって具体的な症状が伝わらないなど意思疎通面での困難を緩和する狙いだ。対応言語は英語や中国語、韓国語など10カ国語。
使い方はこうだ。まず受付で患者にタブレット端末を渡し、多言語に対応した問診票に入力を依頼する。患者の入力が完了後、タブレット端末上で診察開始までの待機指示や呼び出しを行う。診察時は、タブレット端末を介して専門の医療通訳士とオンライン通信し、医師と患者の会話をリアルタイムで通訳する。待ち時間には処方箋について説明し、会計時には支払い方法をタブレット上で選択することができる。
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滞在外国人の増加に伴って、様々なツールが開発されてきました。
10年前にこのサイトを作成した時より、関心を持つ方が増えてとても嬉しい反面、ツールはあれど実際の臨床場面で使用するかどうかは現場の技師にかかっているのです。