徳島・医療観光モニターツアー 中国・上海の患者ら招き、糖尿病検査や名所PR

2010年3月9日 提供:毎日新聞社

医療観光モニターツアー:中国・上海の患者ら招き、糖尿病検査や名所PR /徳島



 ◇20日から3泊4日で--県

 糖尿病死亡率全国ワーストワンを逆手に--。県が糖尿病患者らを対象に計画する
「医療観光」のモニターツアーの日程が決まった。中国・上海から患者や旅行業者ら
29人が招かれ、20日から3泊4日で糖尿病検査と観光をセットで体験。航空運賃や
滞在費、検査料など560万円は県が負担する。

 徳島阿波おどり空港オープン(4月8日)を前に記念運航される上海―徳島間のチャ
ーター便を利用。参加者は21日、朝から徳島大病院(徳島市)で内臓脂肪や血糖値
など糖尿病検査を受診、夜は県産食材を使った低カロリーのヘルシーメニューを試食
する。県は大塚国際美術館(鳴門市)やかずら橋(三好市)などに案内し、県内名所の
魅力もPRする。

 参加者にアンケートを実施し、感想や意見を計画の具体化に反映させる。県は「モニ
ターツアーを契機に魅力のある観光モデルを構築したい」としている。

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各地、スタートしてきています。
医療通訳がどう関わってくるのか。