横浜市が重度障害者等入院時コミュニケーション支援事業をスタート

2010年11月5日 障がい者の働く場ニュース

重度障がい者の医療を円滑に進めるための制度

横浜市が、重度障がい者(入院時などに医者と意思疎通が十分に図れないような全身性障がい者、知的障がい者、精神障がい者など)の入院をサポートするための事業、「横浜市重度障害者等入院時コミュニケーション支援事業」を開始した。

重度障がい者に対する医療行為を円滑かつ的確に進められるようにすることが目的。手続きは各区福祉保健センターで行うことができ、また利用者負担はない。

支援員が障がい者の入院をサポート

対象者は以下の用件すべてに当てはまる人。

1意思疎通を円滑に図ることのできない、65歳未満で手帳を取得した全身性障害、知的障害、精神障害児・者及び区長が必要と判断した人
障害福祉サービス等を利用している人
3入院先の医療機関の了解を得られる人


対象者に当てはまると重度障がい者と意思疎通を図ることができるコミュニケーション支援員の派遣を受けることができる。