ドコモ、携帯会話の通訳サービスを試験提供

2011年11月7日 朝日新聞

NTTドコモは企業や団体向けに異なる言語で会話できる「通訳電話サービス」の試験提供を9日に始める。公募でモニターを募集し今月下旬から一般利用者向けにも試験提供を始める。試験サービス期間はいずれも2012年3月末までで、対応言語は日本語と英語、日本語と韓国語。試験提供で利用者からの声を吸い上げて本格的なサービス提供に向けた技術開発に生かす。

 ドコモの通訳電話サービスは音声認識、翻訳、音声合成の処理を同社のネットワーク上で実施する。携帯端末の処理能力に依存せず、迅速な通訳サービスが可能になる。携帯電話で日本語を話すと外国語に翻訳されて相手に伝わる仕組み。

 同社は9日に観光や教育、小売り、医療などさまざまな分野の企業・団体向けに試験提供を開始する。公募で選んだFOMAサービスを契約する約400人を対象に今月下旬から試験サービスを行う。

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