「観光医療」の課題語る 京で初の学会学術集会
2013年10月13日 京都新聞
日本の観光資源と健診・治療を結びつけた「観光医療」をテーマにした国際観光医療学会学術集会が12日、京都市下京区のホテルで開かれた。約340人が参加し、外国人受け入れの事例や課題の報告があった。
同学術集会は2010年から毎年栃木県で開かれ、京都では初めて。国の動向について、観光庁の高橋一郎参事官は、世界的に良質な医療を求めて他国に渡る患者や訪日旅行者の増加を踏まえ、「信頼できる渡航先として、また外国人に安心して滞在を提供するためにも、受け入れ体制の整備が重要になってくる」と話した。
医療通訳の課題など26演題の発表のほか、茶道裏千家の千玄室前家元や門川大作京都市長の特別講演もあった。
日本の観光資源と健診・治療を結びつけた「観光医療」をテーマにした国際観光医療学会学術集会が12日、京都市下京区のホテルで開かれた。約340人が参加し、外国人受け入れの事例や課題の報告があった。
同学術集会は2010年から毎年栃木県で開かれ、京都では初めて。国の動向について、観光庁の高橋一郎参事官は、世界的に良質な医療を求めて他国に渡る患者や訪日旅行者の増加を踏まえ、「信頼できる渡航先として、また外国人に安心して滞在を提供するためにも、受け入れ体制の整備が重要になってくる」と話した。
医療通訳の課題など26演題の発表のほか、茶道裏千家の千玄室前家元や門川大作京都市長の特別講演もあった。